前置胎盤を抱えて、いざ帝王切開へ!

赤ちゃん

前置胎盤を抱えた妊婦さんの出産方法は帝王切開、ただ一つです。
帝王切開は産婦人科手術の中でも最も安全でリスクの低い手術だと言われています。
しかし、前置胎盤を抱えての場合は話は別です。
私は前置胎盤の中でも最も重度の全前置胎盤を抱えて我が子を出産しました。

前置胎盤の帝王切開はなぜハイリスクなのか

帝王切開での出産は手術が始まってから驚くほどスピーディで、だいたい10分~15分ほどで赤ちゃんが誕生します。
そのあとはお腹の処置を行い、1時間ほどで手術は終了です。
しかし、前置胎盤での帝王切開は、赤ちゃんが出てくるまでは変わりませんが、その後のお腹の処置にトラブルが起きやすいのです。
一番医師が恐れるのが胎盤の癒着です。
これは、事前検査では発見する事が難しく、帝王切開でお腹を開いてみないと分からないという、まるで賭けのような感じです。
手術時間も慎重に進めますので、倍の2時間ほどかかります。

帝王切開スタート!

私は今まで大きな怪我や病気を経験した事がなく、もちろん手術も初めてでした。
まさか自分が帝王切開になるなんて夢にも思っていませんでしたので、当日は緊張で今にも吐いてしまいそうな気分でした。
手術室へ入り、自らの足で手術台に上ります。
多くの手術スタッフがてきぱきと準備を進める中、フルネーム、生年月日、手術名を確認したと同時にスタートです。
首から下はカーテンがあり、何をしているのかは全く見えません。
下半身は麻酔がしっかりと効いているので、痛みは全くありませんが、ギュギュと押したり、ひっぱったりする感覚はありますので、気持ち悪いような不思議な感じでした。

10分ほどすると、「胸のあたりをギュッと押すから、押したら赤ちゃんが出ますよ。」
この言葉と同時に胸を思いっきり押されて、赤ちゃんの元気な泣き声が聞こえました。
ほんのわずかの時間ですが、赤ちゃんとの初対面、小さな手に触らせてもらい、処置の為に連れて行ってもらいます。
あとは、最大の難関、胎盤の処置です。

赤ちゃんに会った後は、私の緊張もほぐれ、リラックスしていました。
ボーっと手術室を観察したり、医師と会話が出来るほどでした。

恐れていた胎盤癒着もなく、無事に帝王切開は終わりました。

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