前置胎盤の疑いから確定診断まで

前置胎盤という妊娠中のハイリスク出産をご存知でしょうか?
前置胎盤は産婦人科医が最も恐れる病気の一つです。
最悪の場合母子ともに死に至る可能性もある怖い病気なのです。

妊婦健診で胎盤の低さを指摘される

妊娠6カ月の頃でした。
いつも通り妊婦健診を受診しに病院へ行きました。
診察では内診とお腹のエコーをして子宮内に異常はないか、赤ちゃんの成長は順調か医師が細かくチェックしてくれます。
お腹のエコーをしている時に、医師の手が止まりました。

「あれ?胎盤が…低いかも?」

いつもより、やけに長時間エコーをやるなとは感じていましたが、この一言によって何か問題があるのかもと一気に不安な気持ちがこみ上げてきました。

そして、医師からの診断は「前置胎盤の疑いだね」とのことでした…。

前置胎盤の確定診断

医師から前置胎盤の疑いと診断されてからは出来るだけ無理をしないように疲れたら休憩することを意識しながら生活していました。
お腹の張りを誘発しないように、傍から見たら神経質だなと思われるくらいです。
しかし、妊娠7カ月の時に疑いから確定診断になってしまいました。
妊婦の中でも1%にも満たない確率の前置胎盤を抱えてのマタニティ生活は幸せな毎日とは程遠い不安、恐怖、ストレスだらけの生活となりました。

前置胎盤とは?

前置胎盤とは妊娠するうえで最も重要な役割を果たす胎盤の位置が悪いという病気です。
本来胎盤は子宮口の一番遠い部分、上側に出来るものです。

しかし、前置胎盤は真逆で子宮口に近い場所、もしくは子宮口を塞ぐように出来てしまっています。

そのため、陣痛が来て子宮口が開いたとしても、胎盤が邪魔で赤ちゃんが産まれる出口がありません。
では、胎盤を先に取り出して、赤ちゃんの出口を作ってあげればよいのでは?と考える人もいるかもしれませんが、胎盤が赤ちゃんよりも先に出てしまうと、その時点で酸素の供給が途絶え、大量の出血が起こります。

すると赤ちゃんの呼吸が出来なくなるどころか、あまりの出血の多さに母体の命を落とす可能性もあるのです。
そんな理由もあって、出産方法も、自然分娩は不可能で、帝王切開での出産が絶対条件です。
出産予定日まで出来るだけ無理をせずお腹の張りと出血に注意をしながら過ごす事が大切なのです。

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